斜角筋症候群
中松鍼灸整骨院は、修業時代を含めた臨床経験、
そして1995年の開院以来、「斜角筋症候群」でお困りの患者さんを、
数多く施術して参りました。
斜角筋症候群でお困りの方へ、当院の斜角筋症候群の治療方針に
ついてお書き致しましたので、お読みいただければ幸いです。
当院で対応出来ない症状については、きちんと専門の医療機関の受診をご提案します。
斜角筋症候群とよく似た症状もあります。
手のしびれや肩コリも長期にわたり続いている場合やしびれる感覚が強い時は我慢しないで医療機関を受診ください。
まずは、あなたが安心してお越しになることを当院ではまず第一に考えます。
□ 肩コリがひどく 痛みも続いている
□ 腕の方まで痛みやしびれた感じがする
□ モノが握りにくい感じがある
□ 手の小指側や前腕にジンジンとした違和感がある
□ パソコンやスマホなど下を向いて長時間いると違和感や痛みがひどくなる
それはもしかすると【斜角筋症候群】かもしれないですよ。
【斜角筋症候群について】
私たちの首を支える筋肉の1つに斜角筋という筋肉があります。
頭を横に傾けるときに使う筋肉で、呼吸のときにも空気が吸いやすいように補助してくれる働き者です。
この斜角筋は大きく分けて前・中・後の3つに分かれます。
そして腕に向かう腕神経叢と鎖骨の下にある動脈は、前・中斜角筋横を通っています。
この神経と動脈を圧迫するような動作でおきるのが斜角筋症候群です。
圧迫される場所により【肋鎖症候群】【小胸筋症候群】【斜角筋症候群】【頚肋症候群】といわれていましたが、今ではこの4つをまとめて【胸郭出口症候群】といわれることが多い症状です。
胸郭出口症候群の中で一番原因として多いのが、斜角筋そばの神経や動脈が圧迫されておきるので、斜角筋症候群で説明します。
【起りやすい症状は】
●肩から背中への張りやコリ
●腕や手のしびれや痛み
チクチクするような痛みやジーンとした痛み
●運動障害
握力の低下や指先がこわばる感じ
●手や腕の血行不良
圧迫がある側の手の色が白っぽくなります
●頭痛をともなうことがあります
またこのような動作で症状がひどくなります。
●つり革を持つような腕を上に挙げる動作、洗濯物を干す動作
●お風呂を洗う、荷物を持つなど腕を下げる動作
●首を下にしてパソコン作業やスマホなどを長い時間おこなう動作
●ランニングや自転車など肩や首に振動をおこす動作
じつは肩周りの筋トレでもなることがあります。
以前当院にお越しの男性で、趣味が筋トレという方がこの症状でした。
斜角筋周りの肩・胸の筋肉が過度に発達したことで神経や動脈の通り道が狭くなり起こったのが原因でした。
肩・胸のトレーニングばかりというのも問題になることもありますよ。