手根管症候群
・指先のしびれがある
・パソコンやスマホ使用時に違和感がある
・ペンや箸を掴みにくくペットボトルも開けにくい
・無意識のうちに手を振りたくなる
・指でOKマークを作られない
・就寝中に痛みやしびれで目覚める
・親指のつけねが痩せてきた
手根管症候群って何?
手根管症候群は手首の中にあるトンネルが狭くなる、または何らかの影響で正中神経(せいちゅうしんけい)に不具合が生じている状態をさします。
手根管症候群は手首部分の圧迫が親指から中指、場合によっては薬指に痛み、しびれ、違和感を引き起こします。その理由は正中神経は手首を通って指先まで延びているからです。また親指の付け根が痩せる、細かい作業ができない、OKマークを指で作りにくい等も手根管症候群のサインです。
原因は使い過ぎ、怪我、持続的な負荷、パソコンなどの反復作業等が考えられます。妊娠中や産後、更年期の女性がなりやすいことも特徴です。必ずしも手術を必要としません。手首だけではなく腕の運動療法や首や肩の検査も重要です。首から出ている神経が肩、ひじ、前腕、手首、指先へとつながっているからです。
手術を受けられる前に保存療法をお薦めします。
手根管症候群の主な症状
1、親指から薬指半分までの手の平がしびれる
2、自転車に乗る、編み物をする、電車やバスのつり革につかまると症状が悪化する
3、手の親指に近い指と手の平が痛くなったり、チクチクしたり、しびれたりする
4、手首を使う動作をすると痛む
このような状態が1つでもある場合は、受診をおすすめします
「手根管症候群」の痛みは
レントゲンやMRIではその原因を見つけることはできない、いわゆる原因不明の症状のひとつです。
手根管の痛みは怖くない、そして予防ができるものであることを知ってください。
手根管の痛みを経験すると、その後1年間で約25%の患者さんが再発するといわれています。
再び苦しまないためにも、しっかりと再発防止に取り組むことが大切です。
手根管症候群 再発予防
・背中、わきにたまっている老廃物を定期的に流していく
・肩甲骨をほぐす体操をする
・身体のめぐりを良くするために、糖質、脂質を減らす食事を心掛ける
★治療後に運動方法や歩き方、体重の落とし方、リンパの流し方などのアドバイスを行っていきます
当院ではこのような施術をしています
当院ではツボに刺激を与え筋肉を緩ませたあと、微弱電流を使ったリンパマッサージを行い身体にたまっている老廃物を流していきます。
手根管の痛みの方は、背中、わきに老廃物がたまっています。
リンパマッサージで老廃物を取りのぞいていくと、血流が良くなり、回復力が増します。
また治療後、姿勢や食事などの日常生活のアドバイスを行っていきます。