逆流性食道炎
・ストレスを感じると吐き気がする
・喉のつまりや胸やけがする
・吐き気や気持ち悪さが原因で外出が不安だ
・胸やけでぐっすりと眠れない
・昔のように元気な状態に戻りたい
逆流性食道炎って何?
逆流性食道炎は、胃酸が食道へ逆流することにより、胸やけ、酸っぱい液体が上がってくる感じがあるといった自覚症状を感じたり、胃カメラ検査で食道炎が見つかったりする病気です。
原因は、さまざまいわれていますが、食生活、肥満、ストレスなどが挙げられています。
病院での治療は、お薬の内服を中心とした対処療法が基本的にはおこなわれます。稀に細かな栄養指導や生活習慣の指導がおこなわれることがありますが、一般的な内科さんでは内服のみで経過観察というケースが、臨床的には多く感じます。
放置するとどうなるかですが、軽度のものであれば自然軽快するケースもあるようですが、不適切な生活習慣を続けてしまい重症化するとバレット食道という状態に変化し、食道腺がんという特殊ながんになることも稀にあるということで注意が必要です。
逆流性食道炎のセルフチェック
1、胸やけ
⇒みぞおちから胸の下にかけてやけつくような、しみるような違和感がある
2、胃もたれ
⇒食べた物がいつまでも未消化で残り、もたれたような感じがする
3、胸が痛い
⇒胸がしめつけられたような強い痛みを感じることがある
4、お腹が張る
⇒便秘でもないのにお腹がパンパンに張ったような感じがする
5、げっぷ
⇒すっぱい胃酸が口の中にこみあげてきたり、げっぷがひんぱんに起こったりする
このような状態が1つでもある場合は、受診をおすすめします
逆流性食道炎の症状は
レントゲンやMRIではその原因を見つけることはできない、いわゆる原因不明の症状のひとつです。
逆流性食道炎は怖くない、そして予防ができるものであることを知ってください。
逆流性食道炎を経験すると、その後1年間で約25%の患者さんが再発するといわれています。
再び苦しまないためにも、しっかりと再発防止に取り組むことが大切です。
逆流性食道炎 再発予防
薬で一時的に症状が良くなっても、食事を含む生活習慣を改めない限り再発を繰り返しますので
少しずつ生活習慣を改善していきましょう
・食事のポイント
減らすもの→脂肪分の多いもの、刺激物(激辛の物、熱々の物、甘すぎる物)
増やすもの→良質なタンパク質、消化の良い物(小さく切る、よく煮込む)
・食後2時間くらいは上半身を起こして、横にならないようにしましょう
・首からのどの前にたまっている老廃物を定期的に流していきましょう
・体重を落として、身体にかかる負担を軽くしましょう
・股関節、足首をゆるめる運動をしましょう(コンディショニング)
・身体のめぐりを良くするため、糖質、脂質を減らす食事を心がけましょう
★治療後に運動方法や歩き方、体重の落とし方、リンパの流し方などのアドバイスを行っていきます
当院ではこのような施術をしています
当院ではツボに刺激を与え筋肉を緩ませたあと、微弱電流を使ったリンパマッサージを行い身体にたまっている老廃物を流していきます。
逆流性食道炎の方は、首、背中まわりに老廃物がたまっています。
リンパマッサージで老廃物を取りのぞいていくと、血流が良くなり、回復力が増します。
また治療後、姿勢や食事などの日常生活のアドバイスを行っていきます。