ヘバーデン結節
ひさしぶりに来院された60代女性のHさん
(以前ヘバーデン結節で来院されていました)
続けて治療されていた時はずいぶん指のはれもひいていたのですが、しばらく治療間隔が空いてしまうと
また指がはれてきていました。
聞けば、また朝食はパンとコーヒーに逆戻りして、指のマッサージもしていないこと。
ヘバーデン結節とは、指の第一関節が変形し、曲がってしまう疾患です。
原因としては
①手の使いすぎ
②年齢による筋力の低下、運動不足
③女性の更年期から発症しやすい
と一般的に言われている原因ですが、はっきりとした原因がわからない今や国民病といわれるほど
50代以上の女性に多くみられます。
病院にいっても「治療法がない」「うちでは診られません」「年のせい」などと言われ、そのまま
放置している方が多いのが現状です。
当院では指のこわばりは腕の付け根である「肩甲骨」が老廃物によりつまっていて、指先までうまく
血液やリンパが巡らないため、指先の関節に老廃物がたまってくると考えています。
治療としては
①リンパで肩甲骨まわりにたまっている老廃物を流す
②指先にサイバーウエイブをあて、指先の筋肉をゆるめる
③食事指導
(つまらせる原因となる物質が何なのか、毛細血管を測定し調べる)
Hさんも、また治療を再開し、身体にたまっていた老廃物を流すと、こわばっていた指が動きやすく
なり、指のはれもおさまってきました。
やはり、定期的なメンテナンスは大切です。