太もも(ハムストリング)の痛み
・座っていると膝裏に違和感が出てくる
・長時間立っていると太ももの裏側が張ってくる
・上半身は細いのに足が太くお尻が垂れる
・スポーツをした後太ももの裏側のハリが取れない
・痛みを気にせずスポーツのパフォーマンスを上げたい
太もも(ハムストリング)の痛みって何?
ハムストリングはお尻の下の坐骨から始まって、膝の関節の内外側の下側についている筋肉です。外側の筋肉が大腿二頭筋、内側の筋肉が半腱様筋、半膜様筋と呼ばれ、三つの筋肉をまとめてハムストリングと呼びます。
ハムストリングは股関節と膝関節を後方に動かす筋肉です。短距離走を行うときなど、ハムストリングが急に強い力で収縮するときにけがをしやすく、サッカーなど足を使うのスポーツで肉離れが起こりやすい箇所です。
オーバートレーニングで筋肉疲労が溜まっていたり、姿勢が悪いためアンバランスに筋肉を使っている場合にハムストリングにハリや痛みが伴います。また坐骨神経(お尻や腰から出て足の先まで伸びている神経)が何かしらの圧迫を受けている場合もハムストリングに痛みや違和感が出ることがあります。
太もも(ハムストリング)の痛みの主な症状
1、歩行に支障が出ている、または歩き始めなどに痛みを感じる
2、足にしびれがある
3、痛めた覚えはないが、走ったりジャンプしたりすると違和感を感じる
4、日常生活に支障はないが、太ももの痛みが慢性化している
このような状態が1つでもある場合は、受診をおすすめします
実際に病院に行かれたりいろいろなサイトを調べたかたはご存知だと思いますが、太ももの痛みの原因としては悪い姿勢での歩行や運動による足裏への衝撃(筋膜)が引っ張られ損傷し、炎症を起こしている状態です。足首が固い人や偏平足の人もなりやすい症状です。
特に、偏平足の方は足裏のアーチが下がってくぼみがなくなり、歩くときの地面からの衝撃を吸収出来ない状態になっています。
「太もも」の痛みは
レントゲンやMRIではその原因を見つけることはできない、いわゆる原因不明の症状のひとつです。
太ももの痛みは怖くない、そして予防ができるものであることを知ってください。
太ももの痛みを経験すると、その後1年間で約25%の患者さんが再発するといわれています。
再び苦しまないためにも、しっかりと再発防止に取り組むことが大切です。
太もも(ハムストリング)の痛み 再発予防
・足裏に負担がかからない歩き方を心掛ける
・太もも、足裏やふくらはぎにたまっている老廃物を定期的に流していく
・体重を落として、脚にかかる負担を軽減する
・適度な運動を行う(アキレス腱、ふくらはぎのストレッチ)
★治療後に運動方法や歩き方、体重の落とし方、リンパの流し方などのアドバイスを行っていきます
当院ではこのような施術をしています
当院ではツボに刺激を与え筋肉を緩ませたあと、微弱電流を使ったリンパマッサージを行い身体にたまっている老廃物を流していきます。
太ももの痛みの方は、足裏、ふくらはぎ、前太もも、背中のまわりに老廃物がたまっています。
リンパマッサージで老廃物を取りのぞいていくと、血流が良くなり、回復力が増します。
また治療後、姿勢や食事などの日常生活のアドバイスを行っていきます。