外反母趾
・足の親指の付け根が痛む
・足の裏にタコができて痛い
・痛くて長時間歩けない
・最近、足の親指が曲がってきた
・親指と2番目の足指が重なっている
・以前のようにヒールやパンプスが履きたい
外反母趾って何?
外反母趾とは、足の親指の付け根の関節が第二趾のほうに「くの字」に変形したものをいいます。
親指の付け根の関節は通常、外側の第二趾のほうに沿ってやや曲がっていますが、この角度が15度以上から外反母趾となります。
外反母趾になると、親指の付け根の関節が足の内側に大きく突き出るので、靴に当たって炎症を生じたり、潰瘍を形成したりすることもあります。突出部の腫れや発赤により、歩行時に痛みを感じ、悪化すると歩行に支障をきたすようになります。
外反母趾になり痛みを感じ始めるようになると、自然と歩くことを避けるので、足の筋力が低下が衰えていき、放っておくと、扁平足や開帳足も併発、さらに外反母趾を悪化させるという負のスパイラルが生じます。
重症になってくると、親指の付け根の関節が脱臼することもあり、手術が必要になることも少なからずあります。
中年以降の女性に多く発症しますが、ハイヒールをよく履く20~30代女性にも多くみられます。
外反母趾の主な症状
1、歩き始めの一歩に足の親指や足裏が痛む
2、かかとや土踏まずが痛い
3、足の裏を押すと痛い場所がある
4、歩く、走ると足の親指が痛くなる
5、足の親指が内側に曲がって、靴に当たって痛む
このような状態が1つでもある場合は、受診をおすすめします
実際に病院に行かれたりいろいろなサイトを調べたかたはご存知だと思いますが、外反母趾の痛みの原因としては足の親指を使わない悪い姿勢での歩行や運動による足裏の筋膜が炎症を起こしている状態です。足首が固い人や偏平足の人もなりやすい症状です。
特に、偏平足の方は足裏のアーチが下がってくぼみがなくなり、歩くときの地面からの衝撃を吸収出来ない状態になっています。
「外反母趾」の痛みは
レントゲンやMRIではその原因を見つけることはできない、いわゆる原因不明の症状のひとつです。
外反母趾の痛みは怖くない、そして予防ができるものであることを知ってください。
外反母趾の痛みを経験すると、その後1年間で約25%の患者さんが再発するといわれています。
再び苦しまないためにも、しっかりと再発防止に取り組むことが大切です。
外反母趾 再発予防
・足の親指を使い、足裏に負担がかからない歩き方を心掛ける
・足の甲や足裏やふくらはぎにたまっている老廃物を定期的に流していく
・体重を落として、脚にかかる負担を軽減する
・適度な運動を行う(足指、アキレス腱、ふくらはぎのストレッチ)
★治療後に運動方法や歩き方、体重の落とし方、リンパの流し方などのアドバイスを行っていきます
当院ではこのような施術をしています
当院ではツボに刺激を与え筋肉を緩ませたあと、微弱電流を使ったリンパマッサージを行い身体にたまっている老廃物を流していきます。
外反母趾の痛みの方は、足の甲、足裏、ふくらはぎ、前すねのまわりに老廃物がたまっています。
リンパマッサージで老廃物を取りのぞいていくと、血流が良くなり、回復力が増します。
また治療後、姿勢や食事などの日常生活のアドバイスを行っていきます。