胸郭出口症候群
・洗濯物を干したり、つり革に掴まったりするような腕を上げた時に手がしびれる
・荷物を持つと腕が重だるくなり、物を運ぶ作業や買い物に困っている
・首の前の方や鎖骨あたりが痛むがマッサージでうまくほぐしてもらえない
・「姿勢が悪い、胸をはって」とよく言われるがしんどくて維持できない
胸郭出口症候群って何?
①斜角筋症候群
②肋鎖症候群
③過外転症候群
の3つのパターンにわけられますが、
主に身体の前面の胸から鎖骨周囲の筋肉の膨隆や血行不良によって起こります。
マッサージに行くと背中の筋肉はほぐしてくれますが、
前面はあまりほぐしてくれないということも多いです。
前面は背面にくらべて敏感でもあり、また、斜角筋のように細い筋肉を傷めずにほぐすには
繊細な技術が必要です。
胸郭出口症候群のセルフチェック
1、肩から手先に掛けてのしびれる痛み、だるさがある
2、握力の低下を感じる
3、手の蒼白感がある
4、手のむくみを感じる
5、野球ボールを投げた時、投球時、投球後のしびれを感じる
このような状態が1つでもある場合は、受診をおすすめします
「胸郭出口症候群」の症状は
レントゲンやMRIではその原因を見つけることはできない、いわゆる原因不明の症状のひとつです。
胸郭出口症候群は怖くない、そして予防ができるものであることを知ってください。
胸郭出口症候群を経験すると、その後1年間で約25%の患者さんが再発するといわれています。
再び苦しまないためにも、しっかりと再発防止に取り組むことが大切です。
胸郭出口症候群 再発予防
・鎖骨、腕に負担のかからない、立ち方、歩き方を心がける
・鎖骨周辺、わき、腕にたまっている老廃物を定期的に流していく
・腕、わき、背中をゆるめる運動をする(コンディショニング)
・原因となる動作(手を高く上げて行う動作)をなるべく控える
・無理な腕や肩の筋トレも痛みが治まるまで控える
★治療後に運動方法や歩き方、体重の落とし方、リンパの流し方などのアドバイスを行っていきます
当院ではこのような施術をしています
当院ではツボに刺激を与え筋肉を緩ませたあと、微弱電流を使ったリンパマッサージを行い身体にたまっている老廃物を流していきます。
胸郭出口症候群の方は、鎖骨付近、腕、わきのまわりに老廃物がたまっています。
リンパマッサージで老廃物を取りのぞいていくと、血流が良くなり、回復力が増します。
また治療後、姿勢や食事などの日常生活のアドバイスを行っていきます。